日本法科学技術学会第27回学術集会
会長 長内 隆
(科学警察研究所)
日本法科学技術学会第27回学術集会は、おかげさまを持ちまして、令和3年11月11日から12日までの間、特別講演7題、一般講演129題、そして参加者は招待を含め469名と多数のご参加をいただき、盛会裏に会期を終えることができました。これもひとえに、参加いただいた会員の皆様、そして運営に携わっていただいた関係者の皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
新型コロナ感染防止の観点から、オンライン開催となりましたが、オンライン開催ならではの企画として、法生物、法薬毒物、法化学、法工学、法文書、法心理そして現場鑑識の各分野に関連する特別講演を設けました。特別講演、一般講演いずれにおいても、活発な意見交換の場となったこと、大変うれしく思います。
昨年に引き続きオンデマンド方式で行いました。好きな時間に好きなだけ内容を確認することができるというメリットもあったことと思います。しかし、やはり一堂に会して、議論を深めることを望む声が多いのも事実です。新型コロナの感染状況も収まりが見えつつありますが、油断すること無くお過ごしいただき、再び皆様とお会いできる日が来ることを願って閉会の言葉とさせていただきます。